普通教室以外の特別教室や体育館への
エアコン設置はお済みですか?
日本の平均気温は例年上昇傾向です。特に近年では、夏場は記録的な猛暑となり、熱中症が社会的な問題となっています。
学校においては、夏場の熱中症予防をはじめ、生徒や職員が快適に過ごせる環境を保つために、空調設備の新設・入れ替えなどを進めているかと思います。
学校におけるエアコンの設置状況
文部科学省が発表している『令和4年度 公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況』によると、2022年9月1日時点において、公立の小中学校・高等学校の普通教室の空調設置率は約95%となっており、比較的寒冷とされる地域以外はおおむね設置が完了しています。
[ 学校における空調設置率 ]
小中学校 | 高等学校 | |
---|---|---|
普通教室 | 95.7% | 94.1% |
特別教室 | 61.4% | 53.0% |
体育館等 | 11.9% | 8.1% |
文部科学省『公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況について』参照
ただ、普通教室の設置がほぼ完了している一方で、特別教室や体育館の空調設置率はあまり高くなく、体育館については小中学校で11.9%、高等学校で8.1%にとどまっています。学校法人が運営する私立学校でも、生徒の利用頻度が高い普通教室への空調設置を優先しているケースも多いようです。
学校施設におすすめのエアコン機種
教室・図書室・講堂・体育館など、様々な空間がありますので、それぞれの用途や広さに合わせた空調設備を選ぶ必要があります。
パッケージエアコン
1台~4台の室内機に対して、1台の室外機を設置する仕様のエアコンで、1つのリモコンで複数の室内機を同時に稼働させることができます。
一般的な既存の学校の室内機には、天吊型がおすすめです。天井に設置するため安全面に配慮でき、天井内の工事も最小限で済みます。壁掛型や床置型も、フィルター清掃などのメンテナンスがしやすいため、おすすめです。ちなみに、教室や図書室へ設置する空調は、直接風が人にあたりにくい機種を選ぶことも大切です。
ビル用マルチエアコン
複数の室内機を1台の室外機で稼働させることができるタイプの空調で、部屋ごとに個別でエアコンを稼働したり、温度調整をしたりすることもできます。室外機1台で能力(馬力)の異なる室内機を複数台稼働させられるため、室外機の設置場所に制限がある場合や、新築の校舎などにおすすめです。
スポットクーラー
局所的に強い冷風を送るスポットクーラーは、体育館や講堂など、人が多く集まる大規模空間での使用におすすめです。体育館全体を冷却するほどの能力はありませんが、ピンポイントで人がいるところだけを狙って冷却できます。また、コンセントにつなぐだけで使用できるため、発電機と併用することで夏場の停電時にも熱中症対策として活躍します。
公立・私立問わず、学校空調の新設・入れ替えは「ネクシーズZERO」におまかせ!
県立をはじめ市立・町立・村立の公立学校は予算が限られているため、普通教室以外の空調設置には高い導入コストがネックになります。たとえば、2020年に神奈川県川崎市の文教委員会で提出された資料によると、川崎市の市立学校すべての体育館に空調を新設する場合、設置費が約77億円かかると試算されています。
「ネクシーズZERO」では、高額な導入費用に悩む自治体向けに、賃貸借方式を活用した設備導入のご提案を積極的に行っています。空調機器を賃借し、導入に必要な初期費用を契約期間で毎年均等割りした「賃借料」とする賃貸借契約を結ぶことで、本来高額な導入初期費用を抑えることが可能です。
また、公立学校だけでなく、私立学校にも「ネクシーズZERO」をご活用いただいています。公立私立どちらの学校でも、契約期間満了後は設置した空調機器はそのままお客様のものになりますので、毎月お支払いいただく月額サービス料は掛け捨てになりません。初期コストを抑えながら、新品の空調を設置することができます。
「ネクシーズZERO」は無料の導入シミュレーションを日本全国で行っておりますので、エアコン設置費用にお悩みでしたら、お気軽にネクシーズにご相談ください!