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蛍光灯のLED化は計画的に
LED照明

蛍光灯のLED化は計画的に

投稿: 2025年4月30日 最終更新: 2025年4月30日

水銀に関する水俣条約(水銀を規制する国際的な条約)に基づき、蛍光灯(蛍光ランプ)の製造・輸出入が2027年末で全面的に禁止されることになりました。これまでも電球形蛍光灯やコンパクト形蛍光灯が段階的に廃止されることは決まっていましたが、オフィスや公共施設などで広く使用されてきた直管蛍光灯もついに廃止が決定したため、今後多くの現場でLED化の対策が必要となります。

1. 蛍光灯の生産はまもなく終了

現在も蛍光灯を生産している主要メーカー(パナソニック・東芝ライテック・ホタルクス)3社共に生産終了計画を発表しており、従来の蛍光灯からLED照明への移行が推奨されています。

主要メーカーの蛍光灯生産終了スケジュール 主要メーカーの蛍光灯生産終了スケジュール

製造・輸出入が禁止された後も蛍光灯の在庫を販売・購入すること、使用を続けることは禁止されていませんが、将来的に蛍光灯が手に入らなくなることは確定事項です。仮に蛍光灯のストックを大量に備蓄していたとしても安心はできません。なぜなら蛍光灯を安全に使用するための装置である安定器はすでに製造終了しており、安定器が寿命を迎えればストックがあっても蛍光灯は使えなくなるからです。

2. 蛍光灯からLED照明への切り替えが加速

蛍光灯の2027年問題がインターネットやテレビのニュースでも取り上げられるようになり、世間でも少しずつ認知が広がってきています。これまでもLED照明への切り替えが進められていましたが、今後2027年に向けてLED化の流れはさらに加速していくでしょう。

2027年 蛍光灯の製造・輸出入が禁止に! 2027年 蛍光灯の製造・輸出入が禁止に!

まだ2027年まで時間があるから大丈夫と思っていても、蛍光灯の生産終了時期が近づくと駆け込み需要からLED照明が品薄になることが予想されます。そうなると、いざLED照明へ交換しようとした際、メーカーや商品を自由に選べなくなったり、商品の入荷が遅れて入れ替えに時間がかかったりと、何が起こるかわかりません。後々困らないためにも、計画的なLED照明への移行が推奨されています。

3. LED化の計画的な実施をおすすめする理由

大規模な施設であるほど、蛍光灯の生産終了が及ぼす影響は大きいと考えられます。LED化するべきなのはわかっていても、今使用している蛍光灯をまるごとLED照明に交換するには費用もかかるため、なかなかLED化に踏み切れないという声も多いようです。とはいえ、LED照明の導入には多くの利点があるので、早めの切り替えがおすすめです。

● LED照明に入れ替えるメリット

LED照明に入れ替えるメリット LED照明に入れ替えるメリット

電気代のコスト削減は、LED照明の最も大きなメリットです。LED照明は蛍光灯に比べて省エネ効果が高く消費電力が少ないため、蛍光灯と同じ明るさで点灯したとしても大幅に電気代を削減できます。さらに蛍光灯よりも寿命が長いので、LED照明にすることでランプを交換する頻度も減り、交換コストの削減にもつながります。

また、LED照明の光にはほとんど紫外線・赤外線が含まれていないため、紫外線に集まる習性を持つ虫を寄せ付けにくくしたり、熱に弱い美術品や衣料品、食品等のライトアップにおいて展示品や商品を傷みづらくしたりする効果が期待できます。

4. 蛍光灯のLED化では器具ごと交換しましょう

実は蛍光灯をLED照明へ切り替える際には、器具ごと交換しないと事故につながる可能性があります。
蛍光灯器具の点灯方式にはいくつか種類があり、入れ替える際に種類や施工方法を間違えると、発火したり、ランプの挿入時や交換時に感電したりするなど、危険な事故につながるリスクが高くなるのです。

蛍光灯器具の危険な事故につながる原因 蛍光灯器具の危険な事故につながる原因

一度器具ごとLED照明に切り替えてしまえば、その後はLEDランプの交換のみで済みますので、安全なLED化のため切り替え時はランプだけでなく器具ごと交換するようにしましょう。

5. 蛍光灯のLED化はネクシーズZEROにおまかせ!

初期投資0円で業務用設備を導入できる「ネクシーズZERO」なら、LED化による電気代の削減範囲内で月々のお支払いが可能です。LED照明への切り替えにあたり、本来かかるはずの導入初期コストが不要なため、導入初月から電気代の削減効果を享受できます。

削減イメージ 削減イメージ

どれくらい電気代を削減できるのか、無料の削減シミュレーションを日本全国で行っておりますので、まだ蛍光灯を使用しているようでしたらお気軽にネクシーズへお問い合わせください!

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